統計検定2級 勉強法と参考書
先日統計検定2級(CBT)に合格したので、勉強期間や勉強法、参考書をまとめておきます。
試験の結果は78点。
もうちょっとできるかと思っていたのですが、やっぱ本番は緊張しますね。
目次
1.前提知識
2.勉強期間
3.勉強法
4.使用した参考書、サイト
前提知識
- 理系大学院生
- しかし大学数学はほぼやってない
なので前提知識としてあったのはほとんど高校数学まででしたね。
確率統計入門は受けましたが、区間推定などはやらず。
原理のわかっていないまま研究で使うのはだめだろと思い受験しました。
コロナで時間もあったしね。
勉強期間
約1ヶ月半です。
一日平均1時間勉強しました。
前提知識が数学ⅡBまででも1ヶ月半あれば余裕だと思います。
大学で確率統計をやっていた人ならもっと短期間で受かるでしょう。
勉強法
統計web・ヨビノリ
まずは範囲を網羅するために統計webを一通り読み、練習問題も解きました。
ヨビノリと被っている範囲はヨビノリ優先でやってノートにまとめていました。
ひたすら過去問を解く
後はひたすら過去問を解きました。
できなかったところを復習→過去問の繰り返しで最終的に85%は安定して取れるようしました。
一通り勉強しても点数が取れないのは暗記が足りない可能性が高いです。
どの状況でどの区間推定の式を使うのかなど。
原理の理解とともにしっかり暗記しましょう。
使用した参考書、サイト
統計web
このサイトは統計検定2級の範囲が非常にきれいにまとまっています。
基礎編を一通り読んで練習問題を解けば過去問もある程度できるでしょう。
自分は基礎編を一通り読んで練習問題も解きました。
ヨビノリ(確率統計)
確率統計のプレイリストがあります。
推定、検定の部分の部分は主にこの動画で勉強しました。
ポアソン分布、幾何分布、指数分布の意味と公式の導出も非常にわかりやすかったです。
1日2講見てノートにまとめていました。
(2級の範囲と被っているのは10講ほどです)
統計学基礎(日本統計学会)
公式の教科書です。
他のサイトでも言われていますが、初学者にはとっつきにくい印象です。
しかし、2級の範囲が過不足なくまとめられている本はこれだけなので、持っておいて損はないでしょう。
自分は用語の見落としがないか確認するために一通りは読みました。
確率統計(薩摩順吉)
大学の授業で使っていた教科書です。
一部2級の範囲を超えていますが、非常にわかりやすいです。
公式の導出を丁寧にやってくれているのがポイント高いです。
式の導出や用語の意味を確認するのに使っていました。
- 作者:薩摩 順吉
- 発売日: 1989/02/08
- メディア: 単行本
統計検定2級公式問題集(日本統計学会)
過去問です。
傾向、時間配分の把握のために必ず解きましょう。
問題集としても普通に優秀です。
自分は6回分を2周しました。
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2017〜2019年]
- 発売日: 2020/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
その他
上記の参考書、サイトを見てもわからないことは都度調べていました。
特に公式の導出は省略されていたり、テクニカルな証明だったりでいろいろなサイト参考にしました。
最後に
以上自分の勉強法と使用した教材でした。 次は準1級でも目指そうかな。
どなたかの参考になれば幸いです。